基礎化粧品の各ステップの役割

基礎化粧品の役割
「基礎化粧品を使ったスキンケアって何であんなに面倒臭いの??」

そう思うこと、ありません?

「クレンジンして、洗顔した後は、
化粧水して、美容液して、乳液して、クリームを塗る・・・。」

あなたも恐らく、この流れでケアをしていると思いますが、
各ステップの役割についてきちんと理解されている方は少ないでしょう。

ここでは、スキンケアの各ステップの役割について説明していきます。
あなたのお肌の状況に合わせて、本当に必要なケアを取り入れられるようにしてみて下さいね!

「化粧水」の役割は、洗顔後の瞬間的な保湿

化粧水
「化粧水」は、その成分のほとんどが“水”です。

さっぱりとした使い心地が特徴です。

洗顔の後の肌は、皮脂が洗い流されていることから、乾燥しやすくなっているので、
化粧水で瞬間的な保湿をします。

ただし、肌に普通の水をつけても、放っておいたらすぐに乾いてしまうように、
一般的に、「化粧水」自体に持続的な保湿効果は期待できません

(*保湿成分が入っていれば、保湿効果はありますが、
保湿成分の多くは、化粧水によく溶かせるものでありません。
ですので、化粧水に入っている保湿成分による高い保湿効果は期待できません。)

だから、化粧水の後に、

・保湿剤をつけてあげることと
・油分でフタをしてあげること

が必要になります。

 

「美容液」の役割は、美容の目的に応じたケア
美容液


化粧水で、肌を潤わせたら、「美容液」で有効成分を肌に馴染ませます。

「美容液」については、明確な定義はないのですが、
「美容成分が豊富に入っている液」のことを指します。
(テクスチャなどはメーカー各社で様々です。)

美容液は、美容の目的に応じて使い分けていきます。

代表的な美容効果と、その有効成分を挙げておきます。

保湿成分 : 肌の潤水分をキープして、潤いを逃がさない効果があります。
(セラミド、ヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンなどの成分があります。)

美白成分 : シミのもとであるメラニンの生成を抑制する効果などがあります。
(ビタミンC誘導体、アルブチン、カモミラETなどの成分があります。)

アンチエイジング成分 : ハリや弾力のもとになる線維芽細胞に働きかける効果を示すものなどがあります。
(レチノール、ナイアシン、ポリフェノール、ペプチド(◯GFなど)などの成分があります。)

 

「乳液/クリーム」の役割は、油分の補給

乳液、クリーム
乳液/クリームは、「“油分を多く含んでいる”水と油の混合物」です。

乳液/クリームの役割としては、水分が蒸発していかないように、
肌にフタをする効果もありますが、
主な目的は、「油分の補給」です。

これによって、皮膚を柔らかくすることで、「しわができにくくする効果」があるんです。

(*特に、40代以降は油分の分泌も低下してくるので、とても大切になります。)

“乳液”と“クリーム”の使い分けに関しては、
「クリームの方が、乳液よりも配合している油分が多い」というだけで、
役割自体は同じです。

乳液の方が伸びが良く、べたつかないので顔全体に使うならこちらが良いでしょう。

また、クリームの方が油分が多いですし、粘度があって肌表面に留まる力があるので、
口元や目元にポイントで使うならこちらが良いでしょう。

 

さて、ここまでで、基本的なスキンケアは完了です。
(この後で、パックを行う場合もあるでしょうが。)

それぞれの役割を押さえて、正しい使い方で、
美肌を目指していきましょう!

(まとめ)・基礎化粧品の各役割

化粧水 : 洗顔後の保湿
美容液 : 肌への美容の有効成分配合
乳液/クリーム : 肌への油分補給(及び、水分保持のためのフタ)


基礎化粧品の役割を理解して、今後のスキンケアにいかして下さいね。


オールインワンゲルがこれらのステップを1つで完了できる理由についてはこちらをどうぞ。
>>「オールインワンゲルが1ステップでOKな理由。(基礎化粧品と併用するときの正しい順番)」

スキンケア効果の高いオールインワンゲルの選び方についてはこちらをどうぞ。
>>「オールインワンゲルのおすすめ」

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